プリウスの修理が続きました・・・NHW20編
6月が始まり久しぶりに登場のおフランス製修正機セレットさん
このクラスの損傷修理は数が減りましたから必然的にセレットの出番も下降の一途
こちらのフィルダーさんは後々にするとして
4,5月とプリウスの修理が立て続けに入庫してました
最近物忘れにどきりとさせられることが増えてしまった店主の
ボケ防止ではないのでしょうが、プリウスの年式も違えばモデルも色も違い
はたまた損傷具合は千差万別
板金塗装業の醍醐味とでもいいましょうか
車両ごとに創意工夫が必要でそれはそれで楽しかったりします
さすがに一代目プリウスはお目にかかる機会は減りましたけれど
爆発的に売れ、トヨタのハイブリッドシステムを世に知らしめた二代目は今でも現役
そんな二代目プリウスさんも車齢14才、修理金額と車両価値のシーソーゲーム
そこは店主の采配で、修理金額を抑えて車両価値に軍配を贈りましょう
損傷はこんな感じのど真ん中
アルミ製のリヤゲートは新品価格83,300円(税抜き)、ガラスは割れていないけど
リヤスポイラーは要交換、リヤバンパーも交換、リヤゲートは中古を選択
リヤバンパーも、少々質は落ちますが半値の色つき社外新品にして
さらに予算内に収めるため、バックパネルは交換せずに修理しましょう
まずは要のバックパネルを修正します
ハンマリング痕が気になる箇所だけパテ(黄色い箇所)で整形して↓
ロック周辺も処理をして塗装します↓
リヤスポイラーは中古のリヤゲートに付属してましたが劣化が酷く
塗装下の素材にもクラックが発生していたので、急遽新品に変更
下地塗装もされていない素地状態での供給
ABS樹脂ですので
マニュアルに沿って下地処理
スポイラー完了
同じくバックパネル、リアゲートも塗装して
組み付けをして
ゲート開けると自然な感じ
最後に再封印をして完成です
上手く予算内(車両保険)に収まりました、お次は30系に続きます