一世紀前の異文化交流が作品へ、ロダンと花子そしてロートレックとロイ・フラー

 

予定時刻より遅めの三島出発となりましたがオークションへ出品する
クラウンを横浜まで運びました

新車登録から10年余りをお客様とともに過ごした12代目ゼロクラウン
日本各地への名所めぐり&温泉旅行に活躍したクラウンですが
走行約6万㌔で次のオーナーを求めて手放されます
好い買い手(オーナー)が見つかりますように…

 

 

さて休みを利用しての横浜出張、最初の目的が終了しましたので
次なる目的へオークション会場からバスと電車を使い東京駅へ向かいます
根岸駅から東京駅までは約50分の640円、都心の電車はとても便利でお手頃運賃です

 

少し霞みかかったスモッグではなく雨上がりの東京駅(KITTEから撮影)

 

通勤に通る田んぼ道から、ほぼ毎日眺められる富士山は白く雪化粧しました
同時に三島の気温も降下して風も冷たくなり
今年は実を付けなかったけど、工場の敷地にある柿の木の葉は枯れ落ちました
三島はこれから更に寒くなって洗車作業が辛い時期となります

晩秋に1度訪れた都心も、かぼちゃだらけのイベントから様変わりして
目に映る風景や流れる曲は冬の季節感満載です
KITTEは東京駅を撮影するために立ち寄ったのですが
魅力的なお店(香り)に釣られてしまい少々脱線

こちらの商品を扱う店舗にて

店員さんの丁寧な商品説明を受けて
効果を期待して手荒れ対策のハンドクリームを購入しました
現在純馬油と併用していますが香りは断然上です、馬油は独特の臭いがします

お店のレジから見える東京駅もなかなか雰囲気があり店員さんもお気に入りらしく
眺めの良い立地や働く楽しさを熱心に語られていて
話しを聞いていた主(あるじ)は東京駅がさらに印象に残りました

そんな脱線をしていたら時計に目を落とせば正午過ぎ
ランチを先に済ませてからとも考えましたが折角の電車移動です
お酒も…と欲張って食事は後回しにして第二の目的地へ急ぎます

 

向かった先は↓三菱一号館美術館↓

 

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックのある作品を観るために来ました

現在よく通っている静岡県立美術館では、ロダン没後100年の小企画展を
三部に分けて9月から12月中旬まで開催しています
ロートレック(1864-1901)、ロダン(1840-1917)ともにフランス生まれ
そして同時代をフランスで芸術家として過ごしたふたりです

 

撮影OKのロートレック作品↑

近代彫刻の父と称されるロダン、そしてムーラン・ルージュに通いつめ
ポスターの芸術性を高める先駆けとなったロートレック
ふたりは直接の親交は無かったと思われますがお互いに面識のある女性がいました
アメリカからフランスに渡りダンサーとして、また舞台プロデュースを手掛け
成功を収めたロイ・フラーです

展覧会に展示されているふたつのリトグラフ(版画)作品からは
ロイ・フラーの女性像よりもロートレックの目に映ったダンスの表現力と
当時の舞台が描かれています
構成はとてもシンプルですが何色も色を重ねて刷られた作品です

ダンサーとして成功をおさめ、絵画やポスターのモデルとされたロイ・フラーは
実はロダンの彫刻モデルの名づけ親(芸名)でもありました

その人物は本名太田ひさこと、芸名「花子」日本人です

 

静岡県立美術館収蔵

ロダンは演目でみせる花子の表現力
目を見開き眉間にしわを寄せ、最期を遂げる表情を好んだそうです
女性はしなかったであろう切腹を演技して異国で好評を得た花子
ロイ・フラーに見出され、看板女優として欧米を巡業するなかロダンと出会い
彫刻のモデルとなります
ロダン没後に花子は、自身をモデルにしたロダンの作品2点を日本へ持ち帰りました
現在その作品は新潟市美術館に収蔵されています

 

 

 

 

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