部品廃盤でも修理したい・JB3ライフダンク
3月は個人事業主にとって毎年とても慌ただしく
成績発表(確定申告)もありまして年末同様バタバタしますが
終盤になりますと暖かな日も続き、気持ちに余裕が生まれてきます
成績はさておき、少し前の作業内容です
職場の駐車場に止めていたところトラックがバックしてきて
ぶつけられてしまったライフダンクが入庫しました
平成14年登録なのでちょうど20年前の車、旧車と呼ぶにはまだまだ早いのですが
入庫して真っ先に浮かんだのは新品部品はあるのかなと?
100%相手が悪い事故なので、オーナー様は費用を気にする必要はありません
ところが部品が無いと直るものも直りません
部品商に問い合わせると、何点か部品製造廃止、メーカー在庫なし
致し方ないのでオーナー様の了解のもと、中古部品を使用して修理します
中古部品は沢山有ったのですが
いかんせん中古も20年前の製品なので手直しは必要です
リヤスポイラー廃盤
塗装はブリスターとクラック発生
リヤスポイラーと同じようにルーフも塗装劣化が激しく残念な感じ
オーナー様のご所望でルーフも一緒に修理することにしました
全面古い塗装を研磨して下地を塗装します
幸い錆は発生してなかったのでクリヤーとベース塗料のみ削り落としました
リヤスポイラー上面を素地まで削り、全体にサフェーサー塗って下地完了
リヤバンパーとバックドアは新品部品です
ルーフはところどころシーリングの割れを再シーリングします
今回は軽自動車なので塗装ブース内のスペースに余裕があるので
ほかの部品も全部一緒に塗装しました
テールランプ下のパネルのみ前日に塗装してあります
スポイラーのシールテープは新品有り
見えなくなる箇所ですが、純正部品を使えると水漏れの心配もなく安心です
全て組付け終えて完成です
ルーフも輝きを取り戻しました
本来修理費用からしますと廃車、全損なのですが、諸々事情が重なって修理となったダンクです
でも免責50マンにはびっくりしましたね、、、
これからも長く大事に乗ってください。